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原口一博衆議院議員のyoutubeに思ったこと

2023 MAY 19 10:10:07 am by 東 賢太郎

最初にお断りするが本稿は政治目的でなく、立憲民主党や現職の国会議員としての氏の個別の主張・政策に関わるものではない。短い時間ではあるが感じ取った氏の印象に起因し、つい最近に氏のyoutubeチャンネルを偶然に閲覧して響くものがあったことにのみよっている。

氏とは衆議院議員の原口一博氏である。お会いしたのは2010年だ。もうご記憶にはないかもしれないが、総務大臣だった氏と僕の知人議員およびソナー出資者の英国人を入れた4名でホテルでの夕食であった。氏は僕の5学年下だ。終始英語で些かの支障もなく終わり、その後は会っていないが人物として記憶に残った。難病を公表し、さらに瀰漫性大細胞型B細胞リンパ腫に罹患し治療を受けている事も公表しておられ、最初に閲覧したyoutubeは後者に関するものである。

僕は人間は本性が合うか合わないか、根が良いと思うかどうかだけだと思っている。本性はみな隠すから見抜く経験がいる。そこまで短時間にできたわけではないが、氏に対する一定の印象は残っており、このビデオで再確認した。

僕も冷笑系、追い込み屋は身の毛がよだつほど嫌いなのである。たいして頭も良くない馬鹿がTVでしゃあしゃあと知ったかぶりして相手を見下している滑稽。そういうのをディファクト化して放映する愚鈍なメディア。それを洗脳に使う狡猾なだけの権力。これを佐賀県人の氏が「葉隠」の視点で批判しているのを聞いて腑に落ちるものがあった。そういえば自分の4分の1は佐賀・長崎の血だった。いかなる小理屈を弄しようと揺るがないし、終生変えたくとも変えようがないものである。これを本性という。弱きを助け強きをくじく。これぞ男であり、弱きをくじき強きに隷従する、そんな奴等は性別を問わず問答無用にクズである。「これぞ男」って表現はLGBTの観点から問題でしょ、などという議論は言ってるお前がクズなんだ。日本古来の男である俺の知ったことではない。

3年前のいまごろに世田谷区からお注射の葉書が来た。打つ気満々で7月16日は高齢者なのに遅いなと思ったが、それがよかった。ある情報と忠告があって即刻キャンセルし、家族には絶対打つなと厳命した。社員や周囲に命令はできないが詳しく説明だけはし、打たなかった人もいる。同じことをブログにも書いたはずだ。氏は議員の職務上3回打たれ、新たな難病との因果関係の可能性につき検査結果待ちであることをyoutubeで公開されている。事の本質は、これがあの病のためのお注射だからではなく(それは関係ない)、メッセンジャーRNAワクチンという人類未曽有の「技法」を用いたものであることに存在するのである。

これを野党議員の政権批判ととる人がいてもそれはそれだ。僕も生身の氏を見てなければそう思ったかもしれないからだ。氏はDS(Deep State)という言葉を用いそれを戦争屋と呼んでいるが、僕のブログをお読みいただきたいが、なんと呼ぼうと結構だがその超国家的利益・思想共同体は目には見えないが存在することを僕はビジネスキャリア上ふつうの日本人よりは知り得る立場にいた。そんなものは嘘だ、陰謀論だととる人がいても(というより読売新聞が大衆紙の低能をさらして堂々とそれをぶっているが)それはそれだ。僕も生身の氏の英語力を見てなければそう思ったかもしれないからだ。

戦争屋から買うトマちゃんは他国に売るよりすごく値が高いが、湾岸戦争のお古か、せいぜいそのモデルチェンジだ。時速960キロだから皆さんが乗るジャンボジェット機でも追い越せ、敵国に迎撃される可能性は高いとされる。しかし、お相手様にそういうことはどうでもいい、在庫は経営の敵というセオリーがすべてに優先するのである。そうして膨らむ防衛予算をどうやって確保しようかと国会で議論されたが、ワンマン社長が銀座で飲み歩いた交際費をどうやって落そうか苦労する経理部を思い出した。こういう問題は想像力を駆使してなるべく巨視的に見ることをお薦めする。いま僕の目にはトマちゃんもワクちゃんも同じお相手様による意図の奔流の中に見えている。言うまでもなくSDGsもCO2も太陽光もLGなんたらもコオロギもそうだ。いや78年前から小麦を食わそうと給食はパンになり、種子を毎年売りつけるため発芽しないF1種の野菜や果物を食わされてることを知っていれば奔流は自ずと現前に見えてくるではないか。キリスト教化は天皇がいて難しいから韓国にいま話題のなんたら教会を作ったのだ。天皇もイエ制度(夫婦同姓)も邪魔なのだ。

弱きをくじき強きに隷従する政権を見ていると、元禄時代にワープした感覚にとらわれてくる。「あっ、お犬様が通る」。この犬コロと心では思っていても、民百姓のみならず総理大臣までひれ伏して道をお譲りするのだ。コオロギ?お前が食えよなんて言おうものなら打ち首だ。今に始まったことではない。初代お犬様であるマッカ元帥によいしょの限りを尽くした吉田という男がいた。「この男、元駐英大使らしいから通訳はいらんだろうと1対1で会談に臨んだら、英語があまりにひどくて何を言ってるのかさっぱり訳が分からなかった」。以上はマッカ元帥様の述懐である。吉田の唯一の取り柄は国内では顔が利くいいパシリであることだった。こいつを利用しよう。こうしてそれが日本国総理なるものの原型になり、サンフランシスコで日本国復活を認めてやる条件にもなった。いや、だからこそ、正確に言うと、限定的にしか国家復活を認めなくて済んでしまったのだ。日本を叩き潰して軍備を持たせず丸腰にすることはすでに真珠湾の前からルーズとチャーチの会談で決まっていたのをご存じだろうか。人種差別主義者ルーズは日本を滅ぼす野心があり、ローマ史に精通したチャーチは日本をカルタゴにしたかった。こいつらの目論見通り、名目独立国、実質占領国だが国民はそれに気づいていないという世界史上初の国のようなものが発足した。1952年4月28日のことだった。

こんな連中の目からすれば異教徒である日本人が何人死のうがどうでもいいということが如実にわかる。原爆投下で戦争が終わってあれ以上死ななくて済んだのだから感謝しますと言わされ、東京大空襲で10万人の民間人を殺したルメイには後に勲一等旭日大綬章を謹んでお贈り申し上げている。形式論的にはルメイは任務を遂行しただけということ。戦争は殺戮だが戦時では国家の仕事になり、国際法という置物のルールブックまでできた。殺す側から見た人間はsheepと同じく複数形がない(顔なし)。顔があれば死刑になるものが平和に貢献したから叙勲だ。このDSの理屈を皆さん理解しなくては国際情勢は読めない。だからウクライナでもロシアでも多くの人が亡くなっても武器は売れているのである。もちろん日本にたくさん売れたワクちゃんだって勲章ものなのだ、日本に何人被害者が出ようと。原爆を投下する都市の選定には、人類未曽有の「技法」の実験という要素もあった。まったく同じ思考であり、人道という概念はかけらもない。では、同じ連中が言ってるLGBTの人道は誰のためなのか?それをかついでいる日本の国会議員どもはいったい何者なのか?

やる前から戦後を決めていた英米の罠にかかって開戦してしまった愚。そして終戦後の交渉で押し切る交渉力のある総理がいなかった不幸。我々はそのツケを負わされている。原口一博氏が何党であろうと結構。心から早期のご回復とご健勝を祈る。

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Categories:政治に思うこと, 若者に教えたいこと

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