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「ホームランを打ちそうなバッターがいない」と書いたら

2013 MAR 11 10:10:35 am by 東 賢太郎

何と6本も出ました。こんなのはあまり記憶にありません。なにより鳥谷の先頭打者弾が最高に大きかったです。当たりも完ぺきでした。VTRが出るたびに何度でも「すごい!」と言ってしまうほどの。台湾戦のあの盗塁はやっぱりサインじゃなかったそうで、彼の積極性と勢いが日本を救った感じがいたします。甘い初球を狙っていた松田のも完ぺき。内川のはセンターフライと思いましたがドームのあそこはなぜかいつも伸びてくれます。稲葉のも当てに行った感じなのにライト中段でした。糸井のは芯を食ってしまいましたがいい角度でした。そして4点返されて嫌なムードを振り払った坂本の満塁ホームラン。狙っていたんでしょうか、これも完ぺきでした。あそこで打てるのは只者じゃありません。先発9人中6人でシングルから満塁までサイクル本塁打、誰より打ちそうな阿部と中田が打っていないという、何から何まで想定外の凄い攻撃でした。

そして我がカープの星、マエケンのピッチングです。5回1安打9奪三振。9回換算だと16三振ですからセリーグ最多タイ記録ペースというもの凄さでした。タテスラのスピードと落差はフォーク並みでしかもコントロール抜群ときては、相手が誰でも結果はこうだったでしょう。しかも三振9個のうち3個は直球で取ったように最速144 キロでしたが球はかなり来ていました。最後まで行けば軽く完封の感じで去年DeNA戦のノーヒットノーランを思い出しました。

韓国、キューバを倒した相手を圧倒して16-4の7回コールド勝ち。我がことで恐縮ですが、弱小都立高校だった我がチーム、7回コールド負けの屈辱は何度かございますが、甲子園出場校とやってもここまでボロ負けしたことは一度もありません。それでもコールドというのは精神的ダメージが大きく、力の差を見せつけられてガックリきたものです。できれば内海が頑張って完封して欲しかったですが・・・。

いよいよ冬眠からさめたようです。アメリカでも大暴れしてください。

 

Categories:______プロ野球, 野球

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