コピペという文化
2014 MAR 13 0:00:01 am by 東 賢太郎
なりすましの恒等式
それっぽく見えればいい=なりすまし
「それ=そこの色」 ⇒ カメレオン
「それ=女性」 ⇒ ニューハーフ
「それ=二重(ふたえ)」 ⇒ プチ整形
「それ=息子」 ⇒ 振り込め詐欺
「それ=伊勢えび」 ⇒ 食品偽装
「それ=ベートーベン」 ⇒ 佐村河内
「それ=自分の文」 ⇒ コピペ
・・・・
コピペは文化。どうせこの世はダマせば勝ちさ。盗みをはたらくわけじゃなし。だってWikiはみんなのものだ。切って貼るだけ子供もできる。誰でもやっててやらなきゃそんそん。見てくれなんか作ればいいさ。検事もやったし化粧もいっしょ。
みんなでやればコピペは文化。
(補遺、3月21日)
「それ=ハーバードMBA」 ⇒ ショーン・K・川上氏
という新種が登場した。氏の肉体改造術は秀逸であり、敵が来ると瞬時にウツボやウミヘビに擬態する蛸(たこ)を思いだす。しかし、蛸だとバレてしまったのに顔は死ぬまでウツボのまんまというのも気の毒なものがある。
彼のマーケティング・ストラテジーの失敗は、化けたものがなんぼなんでも強すぎたことだ。ダイオウイカぐらいにしておけば、まあ足の数は似たもんだし、面白くないから世間もこんなに騒がなかったろう。
MBAって一般の方はわからないだろうから野球に例えよう。これは草野球のオッチャンが「ワシ、若いころニューヨーク・ヤンキースにおったんやで」ってホラ吹いて子供野球教室やってたようなもんだ。MBAがその程度のもんだって思っちゃってる川上氏、野球の例えでいえばきっとグローブも持ってないレベルだろう。
そしてそれに野球教室やらせてたテレビ業界。これは佐村河内事件で実証済だが、結局、これを見ぬいた文芸春秋社が業界で最高学歴だったということだろう。
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中島 龍之
3/14/2014 | 12:15 AM Permalink
コピペという言葉、知りませんでした。これでSTAP細胞が嘘にならなければいいのですが。今の状況は、「偽ベートーベン」の盛り上がりを感じて、厭な感じです。あんな若手が世界的な発見をすることを、ベテランが許していたことを、うれしいことであり不思議に思っていました。普通(これは正しい表現ではないと思いますが)、その指導した先生を中心に成果となる筈と思ってました。反感を持たれるのではと思っていたら、いろいろ出てきましたね、順当でしょう。ただ博士論文まで追求されるとつらいですね。真実を知りたいものです。
東 賢太郎
3/14/2014 | 1:21 AM Permalink
ちょっと嫌な展開かもしれませんね。ベートーベンより複雑な話かもしれません。日本の科学研究の威信を保ってほしいです。
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[…] 僕は3月にこういう投稿をしました コピペという文化。そこに隠喩したSTAP騒動はまだ本格化する前でした。 […]