ジャズBAR 竹花にて
2016 JUN 21 0:00:23 am by 東 賢太郎
先週、社員の村上と一緒に食事して、彼が好きなもんでオフィスの近くのJAZZ BAR 竹花 さんにぶらっと入りました。するとジャムセッションをやっていて、その道の一見さんと思われたらしく、楽器は?ときかれます。村上はペットですがこっちはとんと無縁なのでいやいや結構ですと手を振りますが、いえそうおっしゃらず順番待ちのリストにお名前をときます。
そんなこんなで飲みながら聴いたわけですが、これがなかなか良いのですね。セッションは寄合メンバーの即興だけど、コードとアドリブで何となく合ってしまう。おう、合ってるぜというオーラがでるといい演奏になったりする。そういうことがおきるかおきないかも即興であって面白い。若い人もいましたが多くのみなさんそこそこご年配で筋金入りの腕前とお見受け。派手めのプレーでなく渋いのがいい。
クラシックには即興というものはなくなって久しくて譜面通りに弾くのがマストになってますが、これを聴くと音楽演奏はすべからくその場のひらめきや奏者のスピリットの交換みたいなのが大事だなと思います。一人演奏の鍵盤楽器だと即興はコントロールできますが合奏だと難しくて譜面に縛られることになり、だからそのアンチテーゼで協奏曲のカデンツァができたのだと思います。
始まりました。大学時代にドイツのバンベルクに留学しながら夜はジャズクラブでペットを吹いてただけあって、なかなかのもんでした。
ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。
Categories:Jazz
中島 龍之
6/21/2016 | 11:39 AM Permalink
立ち寄ったお客がジャムセッションというのはいいですね。それができるよう腕を磨きたいものです。東さんもピアノで参加されればいいのに。
東 賢太郎
6/22/2016 | 12:16 AM Permalink
いえ、あれは曲を知ってて相当弾き込んでないと無理です。しかしお互いに知らない人が集まっていきなり音楽になるジャズっていいですね。