Sonar Members Club No.1

カテゴリー: ______世相に思う

外野の声など無視せよ(阪神タイガースの危機に思う)

2016 JUL 27 3:03:04 am by 東 賢太郎

もともと競争が好きで忍者マンガや戦争映画に夢中、勉強とスポーツだけやってればいいように育ちました。それが体育会で磨かれ会社では当然のごとく武闘派。当時の野村で武闘派は半端でなく、結果を出さない者、軟弱な考えや物事はいっさい問答無用で認めなかった。部下は大変だったでしょう。

今年の阪神タイガースを見ていると、金本が苦労してる。わかります。何でお前はそんなことができんのや?できんなら倒れるまで練習せいやこのボケが!そうやって藤波を160球投げさせてしまう。たぶん。そういえばカープの緒方も野村にそれらしきことをしてました。

それがけしからん、つぶす気か、今時の監督の器じゃないと批判の嵐である。これはつらい。なんか社会全体がフェミニンになってる気がする。戦いを礼賛する気はないが、男の世界は動物界を見るまでもなく女の取り合いにしろエサの分配にしろ競争なしにあり得ないと思う。

文民支配の世は結構だが男がどんどんオスの本能から乖離していってる気がします。草食系ですから?そんなの言葉のお遊びでしょ、草食獣だってメスや縄張りを熾烈に争ってますよ。まして競争、戦いの場であるグラウンドでそれでどうするんだろう。そんな情けない男どもを女は望んでるのだろうか?

我が事で恐縮ですが、営業ヘッド時代の僕にまともに口をきいてもらえると思っていた部下はいないだろう。口を開けばまさしく、何でお前はそんなことができんのや?できんなら倒れるまで勉強せいやこのボケが!でした。

当時の営業はすぐれて軍隊チックであり、みなさま僕の音楽ブログで違ったイメージを持たれていると拝察しますが(家では確かにそうでしたが)会社では笑わない野蛮な将校だったのです。それで大変に強い組織でしたから当時のあの会社では正義がありました。

その目で見ますと、ご批判はあるでしょうが、金本は妥協なんかせず、いらん中堅・ベテランなど問答無用で切って、彼のイズムで必死にはい上がってくる若手(必ずいるはずだ)と心中すればいいんです。それで今年は最下位であろうと今に見ておれでいいんじゃないでしょうか。今年のカープみたいになれば。

だめなら責任とってやめればいい。慣れない妥協をして、それで結果が出ずに首になるのだけは見たくないですね。選手としての彼を好きでしたから。緒方もそうでした。広島カープがどういう拍子で今年強いのか知りませんが、マエケンがいなくなって何かが吹っ切れて一丸となった、その波に乗った気がします。

何かをやろうというなら周囲の声など無視でしょう。

 

 

Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

椅子取りゲームはおしまい

2016 JUL 4 18:18:54 pm by 東 賢太郎

いまは運勢停滞期らしいので船は漕がず舵も切らないでいますが、面白いもので、そうしていると気がつくことも出てきます。

こういうのを書きました。ここに僕の考える根本原理は集約しています。

シンプルな結論です。世界デフレの「大きな波動」にさからわないように生きる。僕に限らず、当面の運勢にも限らず、それがこれからの道のように思います。それで幸せになるかどうかはわかりませんが、みなさん平穏無事に生きていかなくてはいけません。

たとえば有権者や株主というのは「群衆」です。どんどんそうなります。群衆は頭で考えません。胃袋で考えます。ドングリが減るとクマが人と出会うようになる、それと一緒です。だからといってクマを批判してもあたりません。

飢えた群衆様のご機嫌を取りながら「漕ぐこと」を職業とするのは大変な時代になるでしょう。漕ぐ人の数だけオオカミ少年が増えていくように思います。

長いものに巻かれよということではありません。逆です。長いものこそ危ないかもしれない。国や大企業だって潰れますから、察したら逃げるが勝ちです。そのときは全力で漕がなくてはなりません。

グローバル化という潮はひいていきます。僕自身が留学したり国際派だったりの人生を歩んで来ましたがこれは自己否定です。もうアドバンテージはありません。あるとすれば日本国を脱出しても生きていけるぐらいです。

世界人口は減ります。人類史上初。なぜなら経済成長がありません。だから仕事は増えません。子供をつくるどころか自分たちも食えません。かつての成長を永遠に続く巡航速度と見込み違いした飢餓が出ます。もう出てます。

それらは経済問題、政治問題、宗教問題として報道され、誤認されてます。そうではなく根っこは飢餓です。そういう国や地域では(報道されませんが)、半端でない餓死(病死、衰弱死)があると思います。

9-11、アフガン、チェチェン、クリミア、サブプライム、リーマン、日本化デフレ、マイナス金利、ギリシャ、テポドン、トランプ、爆買い、Brexit、ISテロ、順不同ですが思いつくものぜんぶ飢餓(ディバイド)で説明できます。根っこはひとつなのです。

庶民が富豪に成り上がるチャンスは減ります。それはそもそも起業、株、不動産しか手はありませんが、そのどの椅子とりゲームもおしまい。一攫千金はもうなし。狙っても怪我します。

職種、業種を問わずキャッシュフローをえられる職業が上という「階層」ができ、それが固定化します。これは資本家ではありません。資本家は工業製品の大量生産時代の古い概念です。ピケティは間違ってます。これは「封建領主家」とでも呼ぶべきで、公務員も含みます。ピケティ自身もご領主様なのです。

旧来の教育は雇用を保証しなくなります。キャッシュフローを生むための「手に職」がある人が雇用されるので理系卒や専門学校卒が文系卒より優位になります。手に職のない先生の就職先でしかない大学は淘汰されます。

世界で現状に不満を持つ若者が増え、治安は悪化します。テロが増えます。「チェンジ!」 だけが公約で政策がない政治家がアジテーターとして登場します。そういう国は国家ごと淘汰されます。

経済政策無能の国はますます税収の総額が減り、軍事力が劣後して国際的発言力がなくなり、世界の飢餓の波に埋没します。ということは飢餓の危機がもろに押し寄せます。憲法だけは国民が死んでも残るでしょうが。

大企業の内部留保が多すぎる、吐き出せというがそれは株主利益と対立するかもしれませんから、そうする経営者を株主は解任できます。日本の大企業の株主の3割は外国人です。

それを否定して国家が命令して給与を支払わせようとするなら商法改正になります。株式会社制度の否定、資本主義の否定です。すると企業は海外に逃避します。そうしない経営者は解任されるので確実にそうなります。

株主に不利な商法の国からは投資家は逃げます。だから株は大暴落します。すると年金は破たんし国民はもっと飢餓になります。株が下がって損するのは富裕層だけではありません。トヨタも日立も日本人を大量解雇しますから従業員が被害者になります。目先の移民が嫌で離脱に投票し後で後悔する英国労働者の二の舞です。

チェンジ!であれば日本は共産主義国になるしかないかもしれません。国民がそうなりたいならばですが。世界に類例のない国として珍しがられるでしょうが、僕は家族と共に海外に逃げます。

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

舛添さんの辞職に思う

2016 JUN 15 18:18:51 pm by 東 賢太郎

ハインリッヒの法則というものがある。大きな労働災害が起こる前に29の小さな事故があり、その前には300の異常が見つかるというものだ。

この数字は労働災害での確率分布だから一般化はできないが参考にはなる。大事故には何かの予兆があるものだということだ。例えばこの考え方が敷衍されて保険料率表ができているそうなので、あながち無謀な考えでもないだろう。

組織の活動は「小さな人間関係」を潤滑油にして営まれている。ヒラ社員は会社生活の99%がそれに依存するが、位が上がると減ってくる。トップになればもう潤滑油はいらなくなり、権力がその代わりになる。

ところが、組織運営においてはハインリッヒ法則の「小さな事故」や「異常」は、その潤滑油の中に見つかるというのが僕の法則だ。これを舐めると大変なことになる。特に潤滑油とは縁遠くなって久しいトップこそ最も危ないのはお分かりいただけるだろう。外への説明は違っても実はこれが原因で裸の王様になって失脚したトップは多いのだ。

潤滑油である「小さな人間関係」にひびが入ると油の流れが悪くなる。油というのは情報のことだ。どこかで止まるとひびが広がって溝になる。こうなると修復は難しい。人事異動で知らない者同士になると油は一時停滞する。しかし人事が滞って派閥ができると深い溝ができやすく壊すのに時間がかかるから異動はこまめにやった方が良い。

社長室のようなものを持った者はわかるが、トップというのは意外と情報が入らない。悪いものほどそうだ。田中角栄は情報をくれた部下にはくまなく1万円札を渡したが、悪い話だと5万円にしたそうだ。そうやって努力して「異常」に耳を澄ましていたのはさすがと思うが、それでも逮捕されてしまうのだから政治の世界は恐ろしい。

舛添さんは頭が切れて押しも強い。今回の大事故にも300の予兆があったかと思うが、その程度のことは抑えこめるという有能なゆえの驕りがあったかもしれない。抑えるのではなく学ぶべきだった。それをマスコミがうまく突いて「悪代官」仕立てになってしまったが、そういう仕立てを狙ってるぞという予兆もたくさんあったろう。その情報を入れる側近がいないなら10万円払って集めても惜しくはなかった。

まあその10万円はきっと税金から出たろうから、何百円単位の私財の節約をせっせと図るご性格でよかった。これは他山の石だ。

 

 

Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

安心してトシヨリになりたいですか?

2016 APR 10 21:21:50 pm by 東 賢太郎

ソナー・アドバイザーズのHPにこういうブログを書いたのですが、このことは非常に気になっています。

「音楽なんて道楽だ」という人がいますが、それは一理あります。聞いても一銭のゼニにもならないですからね、余裕はないといけない。そして時間をくうからヒマ人でもないといけない。つまりゼニとヒマの両方がいるのです。

それとこのニュースと関係なさそうですが、実は大ありと思われます。

若者59%が車購入意向なし(日本自動車工業会)

というのは、この「若者」(車を保有していない10~20代)、「これから増やしていきたいもの」として最多の答えが「貯蓄」だったからです。ゼニ、ヒマなければ車に乗る気も音楽を聞く気もしないというのはわかります。

希望する就職先、1位は「地方公務員」

これも根っこは同じと思われます。安定志向ここに極まれりです。こういう世の中になってしまいました。

あれは90年代でしたか、100才ごえで人気者となった双子姉妹のきんさん・ぎんさんに「ご趣味は?」とたずねると「貯金」だったそうです。別に悪いことじゃないですが、もともと縮み志向の国民性です。ゼニに不安があれば安定志向、これは仕方ありません。

そういう空気を感じていたのでSMCにこういうブログを書いたのが3年前です。そこで懸念していたことがどんどん現実になっています。

  若者の欲望が日本を救う

そこで我々はこういうことも知らなくてはなりません。

60歳以上の高齢者支出が消費の半分を占めている(内閣府)

これ、年寄りが5割もか!というニュアンスで伝わってますが、日本の個人資産は65歳以上が6割を持っていますから60才以上なら消費も6割以上ないといけないんですね。「5割しか」と読まなくてはいけませんね。

そりゃあ年寄りは欲が減るからゼニ使わないです。これから高齢者の人口比はもっとふえますから国として消費はもっと停滞しますね。そして限られた若者のパイを「ディスカウンター」(値引き競争で利益を狙う業者)が奪い合うので、またデフレになります。こういう背景があるからマイナス金利でも貸し出しが増えないんです。

これを救うのは若者しかありません。ここで提唱したいのは、

ゼニ・ヒマがある年寄りは元気な若者にゼニをあげてしまおう

という仕組みが世の中にあっていいんじゃないかということです。もちろん税金をとって国家が配分するのがその仕組みの一つですが、自分の意思であげたい人にあげるのはいかがでしょうか、ふるさと納税の感覚で。

奨学金というのは日本の場合ほとんどが返済義務付きです。卒業しても思った就職ができず返せなくて結婚もできない人がいる。これじゃあ出世払いじゃなくサラ金です。返さなくていいですよ、そのかわり審査は厳しくしますよというほうがいいですね。

返さなくていいよとストレートにあげてしまうのが寄付、贈与ですが、そこまで他人を信用はできませんね。もらった若者がちゃんと働いて使っているか、管理の難しさのネックがあります。

そういう現実の諸事情を考えると、

若者に会社をつくってもらい、そこに投資してあげる

という手が一番いいのです。会社ならごまかしができにくく外部から管理ができます。それに寄付、贈与したお金は返ってきませんが投資なら若者ががんばって株式上場でもしてくれれば何十倍になって返ってきます。

それには若者の選別、管理、事業支援が大事になりますが、僕はそういう基盤をソナーで作りたいと思っています。

最後に、若者のみなさんは自分に投資してくれる大人が必要です。それには夢がないといけませんし、自分で手をあげてアピールしなくてはいけません。

「ゼニ・ヒマ・若さ」の3拍子は昔から羨望の対象です。だから若者がゼニを持つと嫌われたし、ゼニ・ヒマの象徴である朝寝・朝酒・朝湯好きの小原庄助さんは身上(しんしょう)つぶしてもらわんと困るし、やっとゼニ・ヒマのできた爺さんは回春を図るんです。

秦の始皇帝だって不老不死の薬を必死に探したんです。若さは特権ですよ。それとも、それは捨ててでも安心してトシヨリになりたいですか?

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

そういえばピケティって誰だっけ

2015 DEC 12 11:11:47 am by 東 賢太郎

資産は持たずに借りた方がいいという時代だ。たとえば家など、固定資産税と建物の減価とローンの金利を考えれば借りた方が得かもしれずマイホームをもって一国一城の主だと喜ぶのは地価が永続的に上がるというあり得ない幻想に支えられた満足感にすぎないかもしれない。

不動産は占有すればいいのであって所有はいらないという考え方だ。買ったって固定資産税を取られるでしょ、それ、家賃と一緒じゃないの。要はキミは国から借りてるんだよ。登記簿に名前があったって所詮は小作人なの。一国一城の主なんて踊らされてるだけでバカだねえ。地価上昇がなければたしかにこういう理屈が勝ってしまうだろう。

上がらない土地は自分で使って満足するか、他人に貸しておカネを取るしかない。自分で使うと税金が丸々コストになるから、土地持ちでも自分は税金負担が少ない都心のマンションに住んで、土地は貸して収益を得ようという人が増える。合理的なことだ。そこで「収益物件」なるものがたくさん登場してくる。

それは土地を持てる者が持たざる者から家賃をピンハネしようというもの以外の何ものでもない。それを猫も杓子もやろうという時代になった。不動産所有権の証券化、流動化という背景が後押しして土地持ちが税金を払って値上がりを待つのでなく、税金は少なく払ってピンハネ所得に依存する国民的構造が形成されてきたのだ。

僕が毎日歩く駅前商店街がある。5~600メートルあるこの道でのお店の興亡ぶりは目まぐるしい。6年前に越してきたときの店や飲食店の7、8割はもうない。出ては潰れをくり返し同じ場所に3代目の店なんてのがざらだ。肉屋がケーキ屋になり洋品店が靴の修理屋になり弁当屋になったと思ったら不動産屋ができていたという塩梅だ。

これは持たざる者がピンハネに耐えられず、ひどいのは半年で撤退なんて気の毒な事態を引き起こしてるということだ。これを見て思い出すことがある。今年の初めに猫も杓子も読んだ(とされ)、全マスコミが天照大神みたいに崇め奉ったトマ・ピケティの新・資本論である。これを日本で真っ先にボロカスに貶したのは僕であり、1年後はみんな忘れてるだろうと予言したら、そっちはハズれて半年で忘れられてしまった。

ピケティの新・資本論について

ピケティは間違っている

このセンセイは世界の左寄り経済学者の常例として金融証券市場にほぼ無知でありブログに書いたことに尽きるのだが、ご説にはひとつだけ美点があって、r(資本収益率)を不動産収益率に置き換えるなら、他国は知らないが我が国においてはかなりr-g>0は正しいということが僕の目撃してきた「某駅商店街」の6年間の興亡によって証明されているかもしれないということだ。

江戸時代以降の日本人はもともと親方日の丸の権力たかり体質があり、アントレプレナー(起業)体質はきわめて貧困である。成功している新興企業に在日韓国系や中国系が多いのは彼らにはそれが旺盛にあるからであって、角界がモンゴル力士依存になってしまうのも、LPGA(日本女子ゴルフ)の賞金ランキング上位5人がぜんぶ韓国・台湾人になってしまうのも同じ現象なのである。

それは、日本はピンハネ所得に依存する国民的構造形成に非常に親和性のある国であることに原因がある。海賊が作った英国やゴールドラッシュで一攫千金を夢見る山師が作った米国とは根本的、決定的にちがう。ピケティがいみじくも指摘した階級の二層化が進み、固定化し、元から一攫千金的な上昇志向がない国民に上昇なんかしなくたって楽しい人生があるんだと洗脳が行なわれる。ピンハネされる側をふやすだけだ。

するとそこで不公平議論がでてきて所得再分配だと騒ぐ。あまりに知性も思考力もない。角界からモンゴルを追放しろ、韓国人は出ていけとやるのと変わりない。負けている日本人の方がだらしないのである。たかり体質がだめなのである。政治がそういう方向に持って行かないと、日本人はそのうち全部がピンハネされる側になるだろう。爆買いしてくれる中国人だけはスマイルで迎えましょう、それがおもてなしですなんて人のいいことやってると、土地ごと彼らに爆買いされてしまうに違いない。

不動産は占有すればいいのであって所有はいらない

なんとなく知的でカッコいいのだが、ちがう。ぜんぜんちがう。不動産は所有しなくてはならないのだ。企業は社長なんかにならなくてもいい、サラリーマン社長なんて賃借人にすぎない。議決権を持てば地主だ、つまり株を所有することだ。それとおんなじ。スマートで合理的な小作人?なんだそれは?

 

(追記)

人の噂も七十五日とはよくいったもので、ウワサはまあ2,3か月で消える。ピケティの本が売れなくなったのは実は本の中身のせいばかりでもなくて、それを読んだとか本棚に飾ってあるというのが自慢にならなくなったからだ。こういうのを賞味期限切れという。だから噂の賞味期限は二か月半が相場という意味なのだ、冒頭の言葉は。

では噂の真っ盛りはなんというか?旬(しゅん)だ。旬という英単語はなく、in seasonとかthe best seasonであって面白くもおかしくもない。つまり旬の語感は極めて日本的なのである。食べ物の旬が二か月半というのは何となく合点がいくだろう。

株式相場を長年みていると旬で動く要素があることを知る。食べられるわけでない株に旬もくそもないはずだが、時としてある。利食いという用語があるように食える時期という感覚がある。金融緩和とは旬感覚を市場に広く蔓延させる麻薬であると言っても過言ではないだろう。

だからやりすぎると定義矛盾になる。旬のタケノコが2年も3年も旬の味のまま出回るなら、それは旬ではなく巧妙なビニール栽培なのだ。それを鋭く見抜いているイエレンは、だから金利を上げると主張したのである。ピケティ現象もそうだったが、そういうのにころっとだまされるようなら株はやめておいたほうがいいだろう。

 

 

 

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9-3÷1/3+1

2015 DEC 10 1:01:18 am by 東 賢太郎

9-3÷1/3+1の正答率が低いと話題らしいが、正解はこうだ。

①/=÷である場合  9-3÷1/3+1=9-3÷1÷3+1=9-1+1=9

②/=÷でない場合(1/3を3分の1と読む場合)  9-9+1=1

よって、本題は択一において解が2つあり作題ミスである。

「ひとつだけ答えろ」となれば、どっちが正解であれ正答率は50%ぐらいだろう。企業の技術者の正答率が低いので日本人はだめになっているという趣旨の報道のようだがそうもいえない。

と、ここまで書いてどなたかの投稿を読んだ。そうしたら、この出題の原文では「/」でなく「―」であり、要は明確に「3分の1」であったことが発覚した。そう書いてあれば9-3÷(1/3)+1ということであり、②と読まなくてはいけない。

とするとその正答率が一流企業の技術者で4割というのはちょっと意外というか、かなりまずい。しかし「―」を「/」に置き換えてこれが冒頭のように「解答不能問題」になったことを気づかない新聞記者もかなりやばい。

記者の算数能力の欠如はいたしかたないが、複数の目が論拠を仔細に検討せずに「日本人はだめになっている」という結論に飛びついたという事実が危い。技術者がだめになっているのは事実なのかもしれないが、そうであったとしてもそれとは別な次元で、これはこれで報道として危険だと思う。

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

 

ラグビー日本代表と日本の国会議員

2015 SEP 22 15:15:43 pm by 東 賢太郎

 

ラグビー日本代表がワールドカップで南アフリカを倒すというのがどれぐらい大変なことか僕にはわからないが、ワールドカップでは2度の優勝を飾り過去4敗しかしていない強豪を、1991年大会でジンバブエから奪った1勝のみという世界ラグビー弱小国が倒したのは事実だ。すばらしい快挙と思う。

小よく大を制す、柔よく剛を制す、牛若丸と弁慶、桶狭間、ゼロ戦、小兵力士、小さな大投手・・・日本人はこれが好きだ。奇襲、俊敏性、一点突破、視点の転換、柔軟性、地の利・時の利・人の利、攻めの姿勢、小に利あり、諦めない、こういう言葉をちりばめれば中小企業セミナーでは満足して帰ってもらえるそうだ。

ジャイアントキリングという英語があるぐらい、スポーツの世界ではどこでも、そういうもので「小」が「大」に勝てるケースは実はほとんどない。それほどフィジカルというのは厚い壁であると信じていたので記事を読んでみると、「今回の大会では31名の代表メンバーのうち、外国出身の選手が約3分の1を占めました」とあった。

ラグビーW杯では出生地や国籍の別に拘らず、日本に3年以上居住している選手には、日本代表としてプレーする資格が与えられるそうだ。このルールだとオリンピックやサッカーは世界地図が変わるかもしれない。

ちなみにプロサッカー界では欧州を中心に外国人枠の議論が続いていて、「6+5制度」(スタメンで外人は5人まで)、EU加盟国の国籍はOK、EFTA加盟国はOK、自国人が最低12人など国によりまちまちだ。純血主義だけでなく就労ビザの発給という労働問題や移民問題もからんでいると思われる。

米国のプロ野球に外国人枠はないと言われているが、外国人はマイナーも入れた総数の10%まででメジャーに何人という縛りはなく、ハードルは米国籍の取得であって二重国籍でもよく、従って、実質ないに近いということだ。プロとW杯を同一には語れないが、プロの興業という側面を割り引いてもラグビーW杯の国籍基準はかなり開かれているといえるだろう。「国内」の定義が7つの海であったグローバリズムの元祖、大英帝国主義の競争原理の粋を見る思いがする。

かたや我が国だが、競技人口の減少から背に腹は代えられぬ大相撲は部屋 に1人の外国人が認められ、部屋数(54)の外人力士が幕内上位の大半という事態になった。純血よりレベル維持を図ったわけだがそれで入場観客数は維持できているから興業的には少なくとも成功だったし、「3年住めば国籍不問で日本人」というラグビーW杯基準に近い。野球、サッカーよりグローバルの最先端基準に近いとすらいえる。

「背に腹は代えられぬ」という事態こそ人も組織も国も進化させる。崖っぷちに立ってこそ人は悩み、策を練り、火事場の馬鹿力が出る。それをしなくても生きていける者は、それをした者に負けるのだ。これを「競争原理」という。それをしなくても生きていける者が支配する組織や国は、やがて亡びるか強国の属国になり下がる。なぜなら、日本国民がどう考えどういう道を選択しようと勝手だが、そんなこととは関係なく世界は競争原理で動いているからである。

「どうして2番じゃダメなんですか」と言った馬鹿がいる。はっきり書くが、この言葉を公人が吐いたのは大罪でありこんな者を永遠に許すべきではない。鎖国を辞め、資源がなく、人口が減り、周辺国が強大化する日本国は背に腹は代えられぬ崖っぷちにあるのであり、不断のクオリティー向上、つまり「1番を目ざすこと」でのみアイデンティティーが維持できるのである。市井の人の話をしているのではない、リーダーである国会議員の話だ。属国の負け犬精神をゆとり、やさしいと諭すのは属国になった方が居場所が増える連中自身のアイデンティティー維持以外の何物でもない。

ラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズHCはW杯終了後の退任が発表されている。にもかかわらず自身も選手も関係なく「1番を目ざすこと」に邁進している。ジョーンズはオーストラリア代表になったことはない。1番のプレーヤではなかったが、1番を狙えという精神を持ち続け、リーダとしてやるべき仕事をしている。2番でいいやと思ったら相手ゴール前でPKを得ても同点のPGを狙わず、逆転を求めて攻めるという判断はなかった。「ワールドカップには勝ちに来たので、同点のPGを狙うという頭はなかった」というリーチ マイケル主将の言葉もなかったのである。

国会というのは法律を作るところだ。2番でいいでしょという連中が作った法律はジョーンズHCやリーチ マイケルをやがて殺すだろう。先般の世にもおぞましく恥ずかしい「国会戦術」の数々は涙ぐましいパフォーマンスと知ってはいても、彼らのアイデンティティーそのものがばっくりと露呈してしまいむしろ逆効果を心配してあげたくなるほどだ。昨今、スポーツ界においてすら「オリンピックを楽しみました」などというのが許され、結果でなくプロセスを評価しようなどという声もある。ゆとり、やさしさは大切だが、それができるのは1番になってこそであり、自分も弱くなって弱者を救いましょうという秘策は世界のどこにも存在しないのである。

ラグビー日本代表に乾杯!

 

 

(こちらもどうぞ)

ライオンはウサギを獲るときも手を抜かない

 

 

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

 

 

僕がなぜコピペに厳しいか(追記あり)

2015 SEP 11 0:00:03 am by 東 賢太郎

急に朝晩が涼しくなってきたと思ったら急に東京も大雨に見舞われました。多摩川が異例の増水となっていて、二子玉川駅のたもとにある兵庫島がほぼ水没したようです。株式市場は乱高下するし、安保法案は波乱がありそうだし世情も安定しません。

我が社は3月より取り組んできた案件が今日ついに第一関門を通過し安堵しております。当節、注目を浴びるインバウンドに関わるビジネスであり、サイズもこれまで手掛けた中では最大で社業へのインパクトは絶大です。明日も本件で名古屋に日帰りします。

ということで大変に気分は良いわけですが、昔よりディール執行中、特に大詰めに入った時期というのは寝ても覚めても全神経がそれに集中していて人当たりが良くないというアラがございます。人間がネコ型にできてるゆえか、ハンティング中は遊ばない嫌な奴です。

案件を終結させること(一般には契約調印してお金がふりこまれる)をクロージングといいます。それは9月末予定ですからそれまでは一番テンパってるはずで、無事クローズできたらゆっくり遊びます。この仕事はこれのくり返しであります。

案件を作りだすことはオリジネーションと呼びます。オリジネーション⇒クロージングですね、これがワンサイクル、「ひと仕事」です。一年に二つ三つできたら充分。オリジネートは僕の人脈でやりますがここは鼻の良さと運が左右します。ひとたび手にすれば、あとは迅速にぬかりなく、クローズする。ここは勘と速攻力です。

タンザニアの大平原の雄ライオンの話をナショナル・ジオグラフィックで見ていて、ああオレもこれだよなあ、お互い大変だよなあと共感してしまう(といってもどなたもわかって下さらないでしょうが)。ハントが失敗すれば餓死ですからストレスは大きい、でもそれが性分にあっていて幸せなのです。

つくづく思いますが、こういうことは野村證券で鍛えられなかったら絶対に無理でした。当時、証券業に飛び込むなんて学校で異端児の部類でしたが遊んでてなんにも勉強してないんだから仕方ない。ところが、その遊びまくったなかで鼻の良さと勘と速攻力が身についていたもんですから、結果論ですが一番それが活きる業界に入っていたと思います。

オリジネーション⇒クロージングと書きましたが、証券会社で周りの人を見ていて、これが基本の基本だというのに下手なんです、ほとんどが。特別なことじゃなく、「与えられた仕事を最後まで責任もってちゃんとやる」という社会人として当たり前のことなんですが、実はこれがいつも完璧にできてる人は100人に2,3人でしょう。

そう思うのは僕が仕事の完成度に人一倍(いや二倍ぐらい)厳しいからですが、自分のクロージングはその基準で妥協したことは一度もありません。それが甘い人と競って、1,2回ならともかく10回やれば仕事の質の差は誰の目にも明らかですからミスも少ないしお客さんも信頼してくれます。つまりビジネスとして競争力があるわけです。

コピペや盗作などする人に僕はとても厳しいわけですが、それは別にその人をたたきたいわけではなく、だって全然知らない人なんだからどうでもよく、そういう風潮、世の中の傾向というものが反吐が出るほど大嫌いなのです。それが日本人の美徳を台無しにしてしまうと思うからであり、それをなくした日本というのは世界の誰からも尊敬されない国になる、そういう危惧を16年海外に住んだ実感から確信しているからです。

若い方の個人としての将来にウォーニングするなら、コピペや盗作や情報お漏らしなどする人間は仕事の完成度が甘いどころか完成という意味すら理解してないわけで、基本的に何の仕事をしても確実にだめです。必ずぼろが出て仕事の出来以前に三流の人間という評価になります。世の中の目というのはそんなに甘くないということです。

他人が見てるかバレルかなんて基準で人生を生きてるから魔がさしてそういうことをしてしまい、誰かに気づかれると即死するんです。いつも厳しい基準を自己に課して、自分を律して、そこを超えるまでは何日徹夜してもこつこつとやる。そういう覚悟がないならそんな仕事はやめてしまったほうがいい。

どんな小さな仕事でも、仕事でなくたって自分がやると決めたこと、やりますと引受けたことは、「最後」まで、「責任もって」、「ちゃんとやる」のは簡単そうですごく大変なことだと身をもって思えたら、あなたは大丈夫ですよ。

 

(追記、3月18日)

ついにショーンとかいう意味不明の男の学歴詐称事件までおきました。記事によると人生、丸ごとコピペでしたっていうから気の毒だ。上記、くり返しますが、「コピペや盗作や情報お漏らしなどする人間は仕事の完成度が甘いどころか完成という意味すら理解してないわけで、基本的に何の仕事をしても確実にだめです。必ずぼろが出て仕事の出来以前に三流の人間という評価になります」。

何を言いわけしようが、コピペをしようと思っただけで人間の性根が露呈してしまう。ウソがバレただけじゃなく人品骨柄の卑しさが出てしまった。これは致命的です。

このくだらない事件、感想ですが、やっとMBAという単語が日本に広がったかということに尽きますね。詐欺に使えるぐらい。僕のころは誰も知らなかったですからね、ついにマスコミが覚えてカッコいいじゃんとなったんですね。

どのぐらいMBA取るのが大変か知らないから気軽に詐称しちゃう。テレビ局も知らないからだまされちゃう。このお気軽感がカワイイです。草野球で腕自慢のオニイちゃんが「ヤンキースで投げてました」って言うようなものですよ。ちょっとでも野球かじったら怖くて言えませんわ。要はこの人は野球すらやってなかったことがばれたわけです。

彼の芸能事務所はビジネスネームといってるらしいが芸名は英語でstage nameです。芸名でできるビジネスなんてないからね、ホストぐらいでしょうね。だったら源氏名ですな。しかし源氏名でニュースのコメンテーターっていうのもすごい時代になったものだ。テレビ局はホストクラブってことだからね。

最近CMで素人たくさん出して「もう手放せません!」なんて言わせておいて「個人の感想です」って逃げるの多いですね。これ、演技ですから、ウソですからって言ってるわけですよ。公共放送が堂々と嘘、ホラを垂れ流してる。これ見て育った子供は嘘の何が悪いとならないでしょうか。

僕は子供には、テレビで流れてる情報は99%ウソだと教えてます。

 

 

(こちらへどうぞ)

 

ここまできたか・・・(司法試験漏えい事件)(追記あり)

 

Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

Yahoo,Googleのコメント欄はおもしろい

2015 SEP 9 21:21:30 pm by 東 賢太郎

僕は関心があるニュース記事をYahoo、Googleで見つけると、かならずコメント欄も読みます。何千あっても、全部読みます。そのことに意味があるからです。

例えばですが、アクセスランキング1位の

司法試験漏洩 明大院教授、「女性びいき…やっぱりという感じ」

という産経新聞の記事に、いま現在で2221件のコメントが出ていて件数は時々刻々うなぎのぼりに増えてます。事情通の方でしょうかなるほどと教わるものがあるし、中身はともあれ同じ意見が何百もあればそれはそれで世論です。

もちろん投稿者に偏りや特定の層の色メガネがあるかもしれないし、匿名だから下卑たことも書けるという形の偏向もあるかもしれません。しかし、もっとマクロ的視点に立ってしまえば、そういう傾向も含めて「世論」だということです。

どういうことかというと、世論が形成されるプロセスは南国のミクロネシアあたりの海で海面温度が上昇してできた水蒸気が熱帯性低気圧となり、さらに台風となり、スーパータイフーンに育っていく、それと似た生成過程であると僕は思っているからです。

例えば上記の記事です。それを読んだ多くの人がコメント欄に投稿します。するとそのコメントを読んだ、特に強い意見のなかった人がそこから得た「総合的な印象」で意見を言いだします。そうやって新たな世論形成のプロセスに入ります。

この憲法学者は女子学生に「恋愛感情があった」と言っているらしいがそれ以上は確たる情報がありません。しかし「コメント欄」がすでに勝手にそれを想像して作ってしまっています。

すると、この事件は司法試験の公正性という本質からどんどん離れていき、面白おかしい記事として新たな読者を獲得します(熱帯性低気圧ステージ)。つまり司法試験に関心はないが三面記事やバラエティ番組は好きな膨大な数の読者を呼び込みます。

すると、その膨大さゆえに「売れる商品」になると見てマスコミが根掘り葉掘り調べだします(台風ステージ)。すると時に新しい事実や醜聞が出てきて、一大スキャンダルになったりする(スーパータイフーン発生)。STAP事件がそうでした。

マスコミの友人によると、この「新しい事実や醜聞が出る」のは意外にも外部の調査よりも内部告発が多いそうです。そして、匿名で書けるネットのコメント欄にそういうのがまじってくる傾向が出ているとも。それが流布してまた別な熱帯性低気圧ができる。するとまた別な台風が発生するのです。

それが「ネット私刑(リンチ)」だとする声もあるし、事実でない醜聞をさらせば名誉棄損で告訴されるのは当然です。しかしそれは書く側の個々のリスクであって、ミクロの話です。事実に近い、少なくともうそではないことを多数の人が意見として書いているものを法的に取り締まるのはそれこそ憲法違反でしょう。

僕は私刑を認める者ではないが、憲法違反をしろと唱える根拠もない。であれば、新たな世論形成のプロセスができたと観念するしかありません。そして、Yahoo、Googleのコメント欄はますます書き込みが増え、なまじの弱小野党などよりずっと与党の政策に影響力を有する存在になっていくと思います。

ブログを書いていて自分の意見を公的に表明するのは楽しいと思いますし、お年寄りはいいボケ防止になるし、若者は情報の発信者として社会とコミュニケートするいい訓練になります。実名でやるのはどうもという人にはブログの代わりになるでしょう。

 
Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

 

 

 

 

ここまできたか・・・(司法試験漏えい事件)(追記あり)

2015 SEP 8 22:22:32 pm by 東 賢太郎

日本国の「法の番人」を選定する司法試験の考査委員が法を犯していた?事実関係は未だ明確ではないが、もし報道が事実ならショッキングだ。

つい先日これを書いた。人間のプライドについて(パクリ事件に学ぶ)

コピペ、パクリ、模倣、捏造、偽造、なりすましは現象としての外見は異なって見えるが、根底に共通して横たわるのは「誰も見てなけりゃ何でもあり」という精神の腐蝕である。ここに「漏えい」が加わるとは、見落としていた。上記ブログを追補しよう。

第6話

こっそり教えちゃうよ、キミだけに。ごらん、誰も見てないだろう・・・。

一行で充分だ。

明治大学は「司法試験制度の根幹を揺るがしかねない」とコメントしているが、「三権分立という国家の骨組みの一角を」と修正すべきだろう。同大学の学生および真面目に勉強して合格したすべての学生の名誉も毀損されただろう。大学と社会をお騒がせした程度の問題ではない。国や個人の利益を著しく侵害しており厳罰に値すると思料。

国家公務員法第 100 条
職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。

刑事罰(1年以下の懲役又は50万円以下の罰金)

 

(追記)

女性が見返りに与えたもの次第で贈収賄罪成立か?三面記事的関心でなくそこが非常に重要である。もう少し頭が良ければ発覚しなかったわけであって、この女性から情報が拡散し、丸写ししない知恵があって合格した者はないのかも徹底調査が必要である。

これは法律論ではないが、精神は「誰も見てなけりゃ・・・」以外の何ものでもなく、インサイダー情報で儲けた者、カンニングした者と何ら変わらない腐敗ぶりである。僕は心情的にそういう人間は一切許したくない。5年のペナルティなど甘すぎも甚だしい。

 

(こちらもどうぞ)

STAP細胞はできたの?

 

 

 

 

 

 

Yahoo、Googleからお入りの皆様

ソナー・メンバーズ・クラブのHPは http://sonarmc.com/wordpress/ をクリックして下さい。

 

 

▲TOPへ戻る

厳選動画のご紹介

SMCはこれからの人達を応援します。
様々な才能を動画にアップするNEXTYLEと提携して紹介しています。

ライフLife Documentary_banner
加地卓
金巻芳俊