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ヒアルロン酸注射を体験

2014 MAY 3 0:00:54 am by 東 賢太郎

この2か月ほど、左の肩が痛いのが治りません。左手が体の後ろに回らず着替えにも困る始末。そのうち治るだろうと湿布でごまかしていましたが効果がないのです。寝返り打っても痛いのがちょっと苦痛になってきました。

どうしてこうなったかというと、ソチ五輪を見ていて、何の競技か忘れましたがそれにつられてつい体を動かしたくなり、けっこう気合を入れてシャドーピッチングをしてしまったのです。右50回だけだとバランスが良くないので左50もやってしまったのがまずかったみたいです。

頼みの道元先生は上海であり、仕方なくついに人生で初めての整形外科に行きました。「五十肩というよりルースショルダーかもしれませんね」「そうでしょうね、もうぼちぼち六十ですし(笑)」、ということでまずはレントゲンを。重りを持ったのと持たないのと両方撮影してみると、1.2cmも肩の骨がずれることが発覚しました。1cm以上はアウトだそうです。

「元から靭帯が緩んでますね。若い頃は筋肉があったので抜けなかったんでしょう。関節の潤滑油が切れていて骨の表面がザラザラなので炎症を起こしてますね。」

高校時代に右肩をこわしたのもこれだったんでしょうか。そういえば当時の痛みもこういう感じでしたね。ボールが5mも投げられなかったし。

「それで先生どうすれば?」「潤滑油はヒアルロン酸といいます。それを5回入れれば治りますよ。あとは運動して筋肉つけることです。」「入れる?まさか」「経口薬もありますが、そんなの効きません」

ということで問答無用で恐れていたまさかの注射をうたれるはめに。肩関節に直角にきました。あまり痛くはなかったですが、これをあと4回やるとなると気が重い。もうシャドーピッチングはやめときます。

 

大瀬良、次世代エースの片鱗

2014 MAY 2 11:11:38 am by 東 賢太郎

大瀬良が阪神戦2勝目、1失点で完投してくれました。「先発すれば誰にもマウンドを譲りたくないという思いがある」と語ったそうで、これは頼もしい。先発としては当たり前と思うのですが、最近はメジャー流の球数制限方式が主流だから6回まで投げて「試合を作れてよかったです」なんてインタビューをよくきいてがっかりします。なにか投手としての持って生まれた闘争本能を感じなくなっています。ネコがネズミを追い詰めました、そこで仲間のネコが仕留めてくれてありがとう、そんな風に聞こえる。そんなネコはいないのです。管理野球は勝つためであれば仕方ないですが、管理慣れした選手はサラリーマン化していて実につまらないですね。

この方式は理屈があって、7回というのは相手打線が3順目になります。そこまで仮に完全試合でも6回×3アウト=18人で18人÷9人=2順してます。3回目の打席になると投手はほぼすべての球種を見せています。そして18アウトを取るまでに、一人5球で片づけたとしても18×5=90球を投げているので7回は100球を超えてきて握力などが落ちてくるのです。だから肩の保全のためにも、打たれないためにも、まだ疲れておらず球を見せてない中継ぎ投手に替えた方が合理的ということです。だから7回から昔なら阪神のJFK、今なら巨人の山口、マシソン、西村となるのです。いわゆる勝利の方程式というやつですね。

今年のカープも一岡、中田が好調でここに永川、ミコライオとつなぐ方程式ができ、たしかにこれが強さの原動力にもなっています。しかし、それにもかかわらず、大瀬良は完投させた。相手が何順目だろうが全部球種を見せようが握力が落ちようが打たれないのがエースの条件なのです。9回にホームランを打たれてさらに2死2,3塁で野村監督がマウンドへ行って言った言葉は「完封はそんな簡単にできるもんじゃない」だったそうです。これはいい言葉をかけました。お前が完封したかったのはわかってるよ、でもお前はいつでもできるだろ。それよりきっちりと完投せい!という含みだからです。エース候補の投手のハートに響きますね。前田の跡継ぎへの期待がこもっている。監督も成長を感じます。

監督の方は、この試合でホームランを打って4安打のロサリオを試合後になんと2軍に降格させました。キラが復帰するからです。それは実績からして順当な判断ですが、ロサリオは頭に来てるだろう、とりあえず。ミコライオとサファテのクローザー争いで似たことがあり結局サファテは出て行ってしまいました。ここは監督のマネジメント能力を問われるところです。頑張ってほしい。ロサリオは阪神先発岩崎の自慢の高めストレートをバックスクリーンにたたきこみました。カープであれを打てるのはエルドレッドぐらい。あのバッティングは惜しい、あれは岩崎の自信を粉砕するダメージがあったはず。しかしこんなシビアな競争がカープで起きるなど何年振りかでうれしい悲鳴ということでもありますが・・・。

 

オバマ外交に思う

2014 MAY 1 20:20:47 pm by 東 賢太郎

このたび拝命することになった顧問職と同時に新会社の経営にも関わらせていただくことになりました。ブログは週末の書き貯めを順次上梓してきましたが、この1~2週間はそのことで多忙で種切れになりました。

いま注視しているのはオバマのアジア歴訪で見えたアメリカのスタンスです。ニュース等からの感触ですが、彼もバイデンも尖閣など眼中にはなく靖国へ行ってTPPで言うことを聴かない安倍内閣も見切っていて次は石破ぐらいに考えているのでは。11月の中間選挙でヒラリー相手に苦戦は確実ですが、中東和平交渉期限切れ、ウクライナで対プーチン弱腰など外交下手を批判されても軍にばらまく金はないでしょう。中国と裏で握って米国債を買わせる(売らせない)というドル防衛がプライオリティーと見ました。

FRBイエレンは明確にテーパリングですから日銀が野放図に金融緩和継続をするとは思えません。黒田総裁の発表は消費増税の重しがあるためで、7-9月のGDPでさらに10%への増税が決まりますからそれまでに経済が減速していることを示唆する統計が出たり株価が下げることはまずいわけです。10年国債利回りが0.615%(本日)なのにメガのプライム貸出金利は0.5%以下です。一般企業の方が日本国よりも安い金利でお金が借りられるという信じがたい事態になっています。

メガはおそらく日銀から0.1%ぐらいで引いてますから国債を買えば0.5%で運用できてしまう。しかしそれではマネタリーベースが増えませんから金融緩和の効果はでず、バカヤローということになっている。確定的に(かなりの高確率でという意味ですが)円で1%以上で回せる運用商品はあまりありませんが、もしあるならばこの黒田政策があるうちに企業は円キャリーをやるべきです。千載一遇の好機と思います。

米中が通貨ペグ合意をした可能性は高いのですが、相当景気減速感のある中国の人民元が大きく上がる要因は考えられないので大きくドル高(円安)に振れる感じもありません。むしろ90円台半ばに戻るかもしれません。そうなると株価にはマイナスであり黒田政策は継続です。以前に指摘しましたが2%インフレターゲットを設定しておいて安倍さんのご機嫌を取り、円安と株高で2%達成となって日銀は大嫌いな緩和策から逃げるというシナリオは少々無理が出ているかもしれません。バランスシートの劣化による国債価値の毀損に神経をとがらせる日銀として米中ペグは鬼門になるかもしれません。

とりあえずの走り書きでした。

プロ野球 チーム別年俸ランキングに思う

2014 APR 29 11:11:32 am by 東 賢太郎

流行の最先端を見習って「コピペ」をしてみました(残念ながら改ざんはありません)。出典元は「Baseball-Money. net」です。

プロ野球 チーム別年俸ランキング

順位 チーム名 2014年 総年俸
1 巨人 45億7465万円
2 ソフトバンク 38億3680万円
3 阪神 32億1450万円
4 楽天 27億1320万円
5 中日 26億7530万円
6 ロッテ 24億9840万円
7 オリックス 24億9285万円
8 日本ハム 24億1155万円
9 ヤクルト 23億1975万円
10 西武 22億6310万円
11 横浜 21億2490万円
12 広島 20億8585万円

 オリックス(24億9285万円)+広島(20億8585万円)=巨人(45億7465万円)がほぼ成立し、オリックスと広島はどちらも現在1位です。

1位+1位=3位

世の中には不思議な方程式があるものです。

この3連戦の先発投手年棒(青が勝ち試合、赤が負け試合)

広島  篠田(1500万円)九里(1200万円)前田(2億8000万円)=3億700万円 巨人  杉内(5億円)大竹(1億円)内海(4億円)=10億円

以下、ポジション別で「巨人選手÷広島選手」を見てみましょう。

捕手       阿部(6億)÷石原(1億)=6倍                                   一塁手  ロペス(1億7000万円)÷ エルドレッド(5100万円)=3.3倍           二塁手  片岡(9500万円)÷菊池(3900万円)=2.4倍                   三塁手  村田(3億円)÷堂林(2000万円)=15倍                      遊撃手  坂本(1億8000万円)÷梵(1億円)=1.8倍                     左翼手  アンダーソン(6000万円)÷ロサリオ(1000万円)=6倍             中堅手  橋本(1400万円)÷丸(5100万円)=0.3倍                    右翼手  長野(1億8000万円)÷廣瀬(6000万円)=3倍

橋本だけが下ですが、センターに人材がいないのは巨人の弱みということでもあります。野手全員で巨人÷広島=15億9900万円÷4億3100万円=3.7倍です。前田以外が先発投手の日は9人足しても阿部一人より安いですね。広島の投手は自分の30倍も給料をもらっている投手と投げ合って、敵軍の4分の1の給料の打線に援護射撃をしてもらい、自軍の4倍もらっている打線を押さえないと勝てないということです。篠田が杉内に投げ勝った1勝というのはそれほど重いものなのです。

ところが上には上があって、7年で160億円のヤンキース田中は広島の全員分より高いのです。メジャー歴代3位の奪三振ショーに湧くヤンキースファンと、快進撃に酔いしれるカープファンと、どっちが快感や価値を感じているかといえば甲乙つけがたいでしょう。しかしどっちのファンが球団にお金を払っているかというとこの差になる。入場券やグッズやTV放映権の売上げでいえば田中ひとり>広島全員、ということです。本当にそうかどうかはともかく、そうだということで球団経営が成り立っているのは事実です。

これは野球というスポーツそのものの経済的価値が日米で違うということなので仕方ありません。そんなに違うの?日本だって人気はあるでしょ、と思われるかもしれません。たしかにそうですが、そういうことは「数字」を見ないで議論しても意味がない、真相は分からないのです。例えばです。シカゴからウィスコンシンまで1時間弱のフライトに乗った時のこと、地上に見える野球場があまりに多いので、高所恐怖症をおして夢中で数を数えてしまったことがあります。このフライトは半分ぐらいが湖の上だから地上だけなら実質30分のフライトです。いくつあったと思いますか?110個です!野球場が。

この数は山本五十六がエンパイアステートビルを見て、こんな国と戦争しちゃいかんと思ったのに充分匹敵するでしょう。こんな国と野球をしちゃあいかんというレベルなのです。アメリカの人口が2倍としても、飛行機に30分乗って野球場が55個見える場所を日本国で探すのはまず不可能です。これはもう文化の問題であって、土地の広さだけでは説明がつきません。ベースボールフィールドはテニスコート並みに土と芝と整地が必要で維持費がかかるのであって、男の子はほぼ全員が夢中になってまず野球をやるという文化がなければそんな数が維持されているはずもないと思われます。

そんな国へ行って最多安打を打ったり最多奪三振やノーヒットノーランをやってしまう男たちがカープ全員分の給料でも当たり前、まったくもって当たり前だなと僕は思います。アメリカという国中、お金を払ってでもそういう奴を一目見てやろうじゃないかという屈強で腕自慢の元野球少年だらけなのです。そして、メジャーへ行きたいと思う選手の気持ちだってよく分かります。イチローやダルビッシュぐらいの図抜けた子は日本の鐘や太鼓の村祭りみたいな球場のヒーローにはてんで飽きたらず、もし俺がアメリカに生まれていれば100倍女の子にもてて100倍稼げたのにと思うのは男の子としてあまりに自然な事だと思うからです。

だから来年ほぼ確実に前田健太はメジャーを目指しますが、ファンとしては痛いですが元野球少年としては大賛成。それでこそ日本男児です。そのトレードマネーでカープはまたいい補強をすればいい。それがうまくいって巨人を倒せるようになったのが今季であり、日本野球はメジャーのファーム化していると批判されますが、巨人、阪神のファームとまでいわれたカープが勝っている。スポーツですから勝てば官軍。これぞ弁慶と牛若丸であり、めざしの土光さんじゃないがその質実剛健なひたむきさは日本人、日本経済に元気を与えるのではないでしょうか。

 

道元先生の「鬼谷子の帝王学」を読んで

2014 APR 28 13:13:26 pm by 東 賢太郎

このところ、探していた要件にぴったりの新しい人を紹介されたり、しばらく滞っていた仕事が急に動いたり、新しい役職をいただいたり、古い知り合いとお会いできたりして、啓蟄などとっくに過ぎているのに冬眠から何かが目覚めるような春のうごめきを感じます。これから本厄に入るのになぁと思っていたら先日、やはり55年2月生まれの某経営者に「韓国では数えなので我々はもう本厄は過ぎてるよ」と言われました。なるほどそれは去年だったわけか、じゃあそういうことにしとこうかと自力でどうにもできないことは悩まない主義なので忘れることに。

ただ星のめぐり合わせということは一概に看過できないものも感じていて、幼稚園のお絵かきでは金色のクレヨンだけ減り、風水のラッキーカラーはゴールド(金)で、ゴルフでは本間の金色ヘッドのウッド3本で荒稼ぎして仲間からそのクラブは見たくないと白い目で見られ、ソナーとは図らずもヒンディー語でゴールドの意味でした。そして今、そのゴールドに関わる仕事をいただいて日々作戦を練っている。麻雀でピンズばかりツモったりとかございますが、単なるこじつけと言えばそうかもしれませんがそうとばかり思えないほど僕にはこういうことがよく起こるのです。

だから「そういう星の元に・・・」という考え方はある程度信じていて、両親も自分もポルックス星ということは確率が12分の1の3乗だから1728人に1人しかいない人間なのだと思っています。良いところばかりではなく悪い所も煮詰まって出るのだからダメな部分も群を抜いて悪いのだと諦めもつきます。「星の元」が運命を支配するなら人種、国籍、性別、宗教はもちろん血のつながりよりもそっちの方が本質ということでもあり、その人がどういう人かという根っこの部分の個性は教育や徳育や指導ではもう直しようがないということにもなります。これは元々の僕の考え方に近いのですが、だからそれを本質とまで考えるか否かは非常に重いことです。

**は死ななきゃ治らないなどといいますが、それも人の根っこは変えられないという意味に取れますし、そうであるならば人と人との相性というものは、もし合わなければどっちかが死なないと合わせようがないということでしょう。たしかに、そういうことは何度も思い当たります。いや、経験的には合う方が珍しいのです。男と女もそうです。だから、合う人は貴重であり、大事にしないといけない。そういうことを色々と考えていたところで拝読した道元先生のご投稿「鬼谷子の帝王学」は理解しやすく、何かの指針になると感じました。特に、施しを受ける人と領袖という人間の区分けは、万世一系の統治者を置かず血縁のない者が天子になって統治する中国らしい思想と思います。

僕自身は施しができるならしたいと願望する側の人間ではありますが、それは単なる希望、性格から出たワガママであって、領袖であるには力不足であることは自分でよく知っております。そもそもリーダーやエリートでありたいと思ったこともありません。先日もSMCは東さんが頂点で、とある方がいいかけたので、とんでもない、それは全く違うし最初から僕が望んだところでもないと申し上げたところです。なぜなら自分がそういうことができる性格ではないからです。学生時代も生徒会長のようなものになりたいと思ったことは一瞬たりともなく、どうもそういうものには僕は適任ではないのです。

新しい物事や知らない人にはまず疑うこと、つまりネガティブ目なところから入ってしまうのも性格なので仕方なく、自分の理性が納得するまで何も信用しません。だから学校の授業も腹からは納得せず、家で自分で問題を解いて初めて納得するというパターンでした。こういう理解、納得というものは一度できてしまえば強度が高くてそうそう崩れないのは利点ですが、相手の人からすれば信用されていないというのは不快でしょうし、上司としては包容力に欠けると見られているだろうといつも感じていました。

会社人としては人事発令で長と名のつくポストを幾つもやりましたが、監督より選手でいたいのが本音でした。それが仕方がなく監督という役を演じる役者になってしまって、それなりに演じてしまうと、またそういう人事発令になってしまう。それはもう負の連鎖です。一兵卒というといい過ぎですが、まあ軍曹ぐらい、あのコンバットのサンダースの役ぐらいがちょうどいいですね。なぜなら射撃も作戦も普通よりうまい、敵兵に負けない、これには自信があるし、反対にそういう現場感覚を失って、大本営の将校執務室で作らされた自分の作戦には自信が持てないからです。

現場を知らない人間が作った作戦など、これは歴史的にもだいたいが失敗なのです。野球なら親会社のサラリーマンでしかない球団社長がベンチで監督ができるでしょうか?ナポレオンは自分が現場を知る軍人でした。日本でいえば義経がサンダースですね、現場感覚にあふれた戦さの天才です。彼は僕の理想のリーダーです。かたや、明智光秀は本能寺の軍略は頭で練った奇策が大成功でしたがその後が全然ダメ。彼はやっぱりエリートの将校ですね。太平洋戦争の大本営参謀クラスは頭だけのエリートのオンパレードです。

作戦失敗して兵が死んでも失敗を認めない、自分の名誉だけは守りたい。そういう人は軍のランクは上位でも人間のランクは下の下であり、そういうものには死んでもなりたくありません。軍曹は自分の作戦が失敗すれば兵とともに死ぬ位置なのです。階級などどうでもいい僕にとって、確実に失敗する軍の将校よりも、たぶん成功する軍曹の方がいいというのは合理的でもあると思っています。そういう性格に生んでもらった親に感謝です。

 

エルドレッド、劇的サヨナラスリーランで広島強し!

2014 APR 27 20:20:56 pm by 東 賢太郎

前田と内海の息づまる投手戦でした。内海のストレートはスピードは138km程度ですが球がすごく「行って」ましたし、何よりコントロールが抜群で文句なし。菊池が空振り三振するのだからよほど速かったのでしょう。スピードガンじゃないんです。右打者のインハイは全く打てませんでした。アウトローのシュート気味のツーシームも良かった。敵ながらあっぱれ、ナイスピッチング!!

前田は内海より危ない球がありましたがここぞというところではミスがなく、150km出たストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、ツーシーム全部がコントロール抜群でした。4番アンダーソン攻めは完璧でしたし巨人の打者を下に見て投げられる数人しかいない投手ですね。バックも好守備でしたがチェンジになって前田とのハイタッチを見るとやはり彼中心の一体感があり、それが躍進の秘密でしょう。

それにしても菊池の守備は凄い。今日も2回あった。

2011年ドラフト後の記事

広島2位・菊池内野手(中京学院大)全然、予想していなかった。うれしいのひと言。守備と肩の強さには自信がある。派手さはなくても、堅実なプレーができる選手になりたい。

彼を採ったスカウトは2階級特進ものです。

そして0-0のまま迎えた延長11回、大竹の人的補償で巨人から来た一岡のピッチングです!!試合は初めて見ましたが評判通りの素晴らしい球威。去年の巨人では山口、マシソン、西村の3本柱が鉄壁のため彼は2軍暮らしで、そのため不要とされてプロテクト漏れしたと思われます。ところが今年は3本柱がぐらつき本来なら一岡に出番が来たところが敵方にいる。皮肉にもその一岡が見事に3人で断ち切った11回の裏、この引き抜きが巨人にダブルパンチになったことを裏付けるがごとくその山口が菊池、丸にヒットを打たれ、そしてエルドレッドの3ランで劇的サヨナラ!!となりました。ここまでじらされただけに、あわや場外の最高に痛快な一発、稀に見る好ゲームでした。

去年までボール球の三振が多かったエルドレッドと堂林のタマの見切りが良くなっているのにも驚きました。カープはほんとうに強いです。

 

プロコフィエフ 交響曲第3番ハ短調 作品44

2014 APR 27 12:12:29 pm by 東 賢太郎

プロコフィエフのシンフォニーで1,5番でなくこれが好きという方はいらっしゃるだろうか?もしそうなら音楽的嗜好が近く、すぐお友達になれるだろう。僕は3番が大好きであり大学時代にアバド盤の第4楽章をカセットに入れて本郷の下宿で毎日聴いていたのが懐かしいが、斉藤さんが来られた時お聞かせしたかどうかは記憶にない。

この曲は元々交響曲ではなくオペラ「炎の天使」として作曲されたが、全曲の初演見通しが立たないためその素材を使って交響曲にしたという変わり種であり、実は本来はこの名曲である「炎の天使」の方を聞いていただきたいのだ。

http://youtu.be/_lHsNmU92eY

http://youtu.be/vqmD2cveJJE

プロコフィエフという人はセレナーデを交響曲にしてしまった(第35番)モーツァルトに似て何でも作れる職人中の職人だったが、そういう出自はともかくこの第3番は傑作であり、僕は彼の全作品中ベスト3に入れる。これのスコアは「春の祭典」に匹敵する面白さで、暇ができたらシンセでMIDI録音したい魅惑とワクワク感に満ちている。例えばこの第3楽章だ。13パートで分奏する弦がハーモニクスのグリッサンドでヒューヒュー不気味な音を立てて疾走する様は「火の鳥」、「惑星」(水星)、「弦チェレ」、リズムは「春の祭典」を、最後は「惑星」(火星)を想起させるが、そのどれよりもマジカルで創意に満ちている。ちなみにライバルだったストラヴィンスキーがこの曲は誉めた。

プロコ3番

 

 

 

 

 

 

 

第1楽章の終わりの数ページ、第2楽章の中間部、そうして第3楽章の中間部のこのページから!何という不思議な和音に導かれた氷のように冷たい世界だろう。それがシベリウスのように人間離れしたものではなく、湖に現れた妖女の誘いのように感じる。3の2プロコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名曲ゆえ名演がいくつかある。僕はアバド/ ロンドン交響楽団で覚えたが第1楽章のどっしりしたテンポは好きだが妖しさにやや不足するのでファースト・チョイスにはおすすめできない。しかしアバドが振ったプロコが1番と3番というのは彼の趣味が伺えとても共感を覚える。

 

ジャン・マルティノン / フランス国立放送管弦楽団

CDX-5054最高に素晴らしい名盤である。このオケはムラがあるがマルティノンが振るとこんなに良いピッチと音色で鳴る。録音は適度な潤いがありフランスの管と曲のマッチングが良く、複雑なスコアが明快に解きほぐされる。価値がよくわかっていないレコード会社がこういう名盤をどんどん安物コンテンツの仲間入りさせて廉価盤に落としてくれる。実に馬鹿な話だが消費者としては有難い。マルティノンは全曲揃えてよい。

 

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー / モスクワ放送交響楽団

この指揮者の読譜力、解析力とオケへのその伝達力はプロとしても群を抜いている。読響を振った火の鳥、春の祭典でそれを確信した。こちらで全曲お聴きいただきたい。http://youtu.be/MlvStcZvqrs                                                                                              第3楽章のオケのうまさは鳥肌物だが第4楽章は弦がやや粗い。韓国のイエダンというレーベル(YCC-0044)から1961年1月6日録音で同じ指揮者がソヴィエト国立SOを振ったライブが出ており、そっちの方がさらに凄い圧倒的名演である。それをYoutubeにアップロードしたのでどうぞ。

 

キリル・コンドラシン / アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

プロコunnamedコンドラシン最晩年のACOライブ録音で、僕はロンドン滞在中に、たしか85,6年にHMVで買って以来ずっと大事にして愛聴しているLPである。5.99ポンドだった。CDはショスタコ9番と組んで出たが音はLPの方が格段に良い。これは廃盤のようでこれまた業者の見る目のなさを嘆くしかない。演奏の素晴らしさは言葉がなく、当曲の真の愛好家は探し出して所有するべきである。

 

ヴァレリー・ゲルギエフ / ロンドン交響楽団

540曲をつかみきった名演。この指揮者は音楽を大づかみにとらえメリハリをつけて表現するタイプであり、それがツボにはまった時は実にいい演奏になる。2003年に東京で聴いたベルリオーズのレクイエムは退屈だったが、95年にチューリヒで聴いたキロフ管弦楽団との「火の鳥」がそうで感銘を受けた。この全集はロンドンSOの重心の低い音を使ってライブのような活力のある音楽となっており、3番は非常に素晴らしい。

 

ネーメ・ヤルヴィ指揮N響のプロコフィエフ6番を聴く

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ワガママであることの功罪

2014 APR 26 15:15:20 pm by 東 賢太郎

先日、畏友の写真家齋藤清貴氏の弟子、中條未来(ちゅうじょう みく)さんの個展に行って、気に入った一枚を買わせてもらいました。一見なにげないバルセロナ市街の光景なのですが、そこにはヨーロッパの雑踏の空気とざわめきが在ってとてもいいのですね。あえて白黒というセンスがまた気に入って、音が聞こえてくるように感じたのです。

僕が撮るといえばスマホ写真がせいぜいですが、ここだと思ってシャッターを押して出来が良かったことは一度もありません。けっこうたくさん撮っていて、それも自分がいいと思って撮っているんだからそれはないだろうと思うのですが、プロの写真を見てしまうとダメです。3日もたつとどうしてこんなつまらないものを撮ったのかと不思議に思い、 1か月もたつと情けないことに被写体がなんだったか忘れていたりもします。写真は正直者で、シロウトの自己流がそのまま出てしまうのでしょう。自分のワガママがいかに世間では通用しないかを映す鏡のように見えてきました。

こういう経験をすると、ひょっとして、ここだと思ってしゃべったり書いたりしていることもそんなものじゃないかという気持ちになってきます。3日たつとどうしてあんなことをと思い、1か月もたつと・・・ということかもしれません。仕事上の発言に衝動的ということはあり得ませんが、私生活ではわかりませんし、こうして公開してブログを書くようになって、書いたものは写真のように残りますからだんだん不安になってきます。最初の方のブログはそれが全然なく、今読んであまりのワガママぶりにこれはひどい消したいというのがいくつかありますが、それも今となっては我が歴史の一コマであり残しております。

幸か不幸かあるいは人がいいのか、僕は嫌いな人というのが思い当たりません。仕事で対立してこの野郎となったのは何度もありますがそれはその人の言ったことやとった行動が嫌いなのであって、その原因は良く考えると当方にあったりするので、その人物まで嫌いというのはまずありません。罪?を憎んで人を憎まずを地でいっています。ただ言葉が下手で直球のみなので相手を傷つけていることがたぶん多く、それを言っちゃあ終しまいよというのを何度も言っています。かなり後でそういう人にバッタリ会って、こっちはそれを忘れていて、というのはそれがなければ君はいい奴なんだけどなあということで投げた一球だけのビーンボールなんでよりが戻ったということも多々あります。

だから基本的に去る者追わず来る者拒まずで生きてきています。それでも一応一線で生き残っているのは、妙な話ですがずいぶんとワガママをしてきたからで、自分の争えない性格上結果的にそれが成果を出す鍵でした。ワガママであるというのは僕が仕事上も含めておつき合いしたことのある方、特に女性ほぼ全員に言われたことでありますが、言い訳になりますが同じワガママでも僕はあまり利己的ではなく基本的に利他的なのです。利己的な人は権力欲や独占欲が強く権利意識が強いと思われますが、僕はそのどれも関心がありません。会社時代にいやいや権力をたくさん持たされたからもうたくさんです。とにかく人に笑顔になってもらうことや助けたりものを教えたりが好きであり、そうありたい願望からワガママになっているのは誠に勝手ながら事実です。利他は自分が満足した状態にあって、なにより自分が強くないとできないのです。

ネコ型の人間ですから他人から支配されるのが最も嫌いなのはいつか書きました。だからサラリーマンはのっけから無理であり、自分を支配できる人間は自分だけなので自分のルールで結果を出すのが唯一の成功パターンです。悪戯(いたずら)も野球も受験も証券業もささやかながらそれで結果を出して来ました。ただあまりにささやかなので満足していない自分がいて、その自分がそうでないものを求めてやまないので起業しています。だからこれからそれをやるつもりです。自分の実像はブログでもう世に晒していますし、それをお読みいただきワガママも飲んでいただいての挑戦ということになると、これは僕には逃げ道がなく沽券に関わる問題なので失敗は自分が許しません。去っていない人たちはひょっとすると僕より賢くて、そういう人には気がつかずに支配される運命にあるのかもしれませんが。

 

 

広島vsヤクルト(神宮)観戦記(菊池のタッチアップに驚く)

2014 APR 25 0:00:02 am by 東 賢太郎

大瀬良だったのでどうしても見ないわけにいかず行きました。9対2でしたがこんなに強いカープを見たのは何十年振りかです。初回、2ベースの山田がバント、セカンドゴロであっさり1点入れられましたが、先発ショートだった新人田中がプロ入り初のスリーランですぐ逆転。これはライトポールを巻いたのでビデオ判定でしたが、スタンドにはまあファウルでもいいかという余裕の雰囲気すらありました。そんなことはこの球場で初めてですね。田中はキャッチング、スローイングともとてもいいし左打ちだし堂林と梵は危ないかもしれない。東出と栗原はもう苦しいだろう。

カープの強さは菊池に見ました。まず意表をついた絶妙のセーフティーバントで出塁。これだけでも二重丸です。ところが丸のサードへのファウルフライがベース横のネットぎりぎりに飛ぶと、三塁手川端が何とか捕ったのですが、菊池の予想外のタッチアップに完全に投げ遅れて2塁ぎりぎりセーフ。このタッチアップ、サードのフェンスからセカンドベースは至近距離であり、野球がよくわかってないTVも新聞もぜんぜん報道してませんがこのプレーはプロ中のプロ。実に凄い。ボーンヘッドだった川端も驚いたが我々も驚きました。よくぞこんな素晴らしい選手を取ってくれました!このダメージは大きく、このあと走者ををためて代打小窪がスリーランでこの回4点です。この流れ。カープ躍進の原動力は間違いなくこの菊池です。

さて肝心の新人大瀬良ですが最速は149kmでしたが寒かったせいもあってか球はあまり行ってませんでした。バレンティンを空振り三振に仕留めたストレートだけは良かったですが、これと同じぐらい力を入れた山田の4打席目のストレートはセンター前にはじかれました。総じてコントロールも今一つでありスローカーブもほとんどワンバウンドで効果なしでした。畠山(4の3)と山田(4の4)を除いてヤクルトは振れておらず救われた感じです。8回で2点は結果オーライでしたが巨人戦なら4、5点コースで、本人もたぶんそんな感触でしょう。

ヤクルトの先発古野は悪くなかったと思います。僕の位置(三塁側ベンチ上33列目)からだと変化がわかりませんが、スライダー(たぶん)はキレていて空振りが多かった。これでも今のカープ打線には崩されてしまいました。小川も骨折で今期は投手の手駒不足が痛々しいばかりです。リリーフに出た久古など以前は嫌な投手でしたが今日は125kmしか出てませんでした。どうしたんだろう。これも驚きの畠山の盗塁もありましたがスタンドも一塁側は半分も埋まらず、満員で真っ赤だった3塁側とは好対照。3連敗でスタンド前を歩いて引き上げるヤクルト選手も元気がなくどこか気の毒でした。こういう時に宮本がいないというのは大きいかもしれません。

カープは貯金10に両リーグ1番乗りだそうです。キラが心配ですが、それが無事ならこのままひょっとすると優勝してしまうかもしれないという強さでした。次の巨人戦が見ものです。マエケンはともかく九里も行くんでしょうか。彼が勝ってしまったら大変なことです。マエケンは試合前のノックでノッカー横の捕球係で元気に参加して雰囲気を盛り上げてました。こういうのも普通あり得ないですね。彼の存在がチームの軸になってます。「鯉のぼり」は昔から恒例ですが、去年のマー君と一緒でマエケンは来年はたぶんもういないのだから、楽天みたいに優勝しておかないと。

今日の感動の再会

2014 APR 23 22:22:18 pm by 東 賢太郎

今日は僕が大学時代(4年の本郷の時)に半年ほどお付き合いさせていただいた斉藤さんがわざわざ弊社まで来てくださいました。ほんとうにありがとう。36年ぶりなのでわからないかと思いましたが、お顔を見て一気にタイムスリップしました。

斉藤さんとはアテネ・フランセという語学学校で一緒で、当時は英語はそんなに誰もがやる時代でなかったと思いますがお互いに関心があって通っていました。僕は小澤征爾さんにお会いしたエピソードの時のバッファローの語学留学のために行ったと思います。たしかそこのクラスでグループ学習か何かでお話ししたのが最初だったと記憶しています。

なぜ話が合ったかというと彼もクラシック音楽が大好きで、駿河台の「バンビ」や本郷の「うさぎ」で夜遅くまで音楽談義をしていたのです。下宿に泊まっていかれたこともありましたっけ。今日うかがったところによると僕は「春の祭典」の話ばかりしていたそうです。僕が就職してお会いできなくなりましたが、彼が大阪に来て83年に僕がいた豊中の寮まで訪ねてきてくださったそうです。そうしたら寮のおばちゃんに「アメリカに行った」と言われたそうです。

36年は長い時の流れかもしれませんが、お会いすれば瞬時のことだと思いました。僕のことはSMCのブログでたまたま知っていただいたそうです。始めて良かったです。

 

 

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